伊賀忍法帖

「女の首を切って別人の体に繋げなおす」「いい茶釜をエロスに使う」「坊主」「大仏首ちょんぱゴロン」「真田博之」「座位」「柳生」という、自分でもなんだか訳がわからない記憶の中の映画の原作はこれでした!原作も大体そんな話ですた!


えーっとここ二ヶ月間くらい風太忍法帖しか読んでません。はまると延々と同じ作家の本を集める病気なので、こうなるのは予測できたがな!まさに今の僕は風太郎病。ちなみに今までの主な罹患履歴は菊地秀行病、新井素子病、スチーブン・j・グールド病、栗本薫病Etc・・・

つうことで伊賀忍法帖。ここまで連続で風太忍法帖を読んでると日本史が風太郎に浸食されてくる。
松永弾正は主君の細君に横恋慕し、千姫豊臣秀頼を心から愛し徳川を憎み、甲賀伊賀の忍者決戦で徳川の跡取りは決まり、南海の竜こと徳川頼宣慶安の変の首謀者由比正雪とのつながりは忍法魔界転生、そしてその由比正雪豊臣秀頼の遺児。双子の弟、芦名銅鐸との不可視の命のつながりが天海僧正の長寿の秘密。なにより柳生十兵衛はうっかり&行き当たりばったり。


やべー。日本史面白すぎる。